海と青石の木組み・木積み 佐田岬の地形と自然からイメージした木製家具
オフィスの家具の設計のプロジェクト。敷地は佐田岬の先端に位置する愛媛県伊方町三崎の支所内。クライアントは地元出身のITベンチャーを東京で立ち上げた経営者、過疎化が進む地元の雇用促進のためのサテライトオフィスを役場支所の未 […]
うごく木のわ が TECTURE MAG に掲載されました。
うごく木のわ が TECTURE MAG に掲載されました。 うごく木のわ は きらない林業/森の入り口づくりをコンセプトに地域の林業の活性化を目指す愛媛県内子町の武田林業(https://4est.co.jp/)の軽ト […]
愛媛県松山市三津浜商店街の建築設計リサーチ_これからの職住一体の古い湊町
建築の設計をはじめるにはまず最初にその建築が立つ敷地のリサーチ(調査)を行います。その地域の自然特性や歴史、経済特性や社会特性などを洗い出した上で、クライアント(建築主)にとって最適な提案がなにかを見極めていきます。今回 […]
プロジェクト:三津浜 三世代食堂 こども食堂を通した古い商店街の結び目づくり
敷地は松山市三津。江戸時代には松山藩の藩港が置かれ、物流の中心地として栄えました。その後、港の主要機能は他へ移転していきましたが、戦前には商店街機能が整備され、1970年代あたりまでは活発に商工機能が維持されました。地域 […]
高気密高断熱 の建物で窓を開ける 風通し は効果があるのか?
気密断熱 が良くて、 風通し が良い家に住みたい、ということを設計をやっているなかでご要望を受けることがあります。快適な環境というイメージでは近しい関係にあるように思える「断熱」と「風通し」、実は大きく方向性の異なるもの […]
Book review: 森林飽和 国土の変貌を考える 著:太田猛彦
緑で青々と茂った日本の山々が作り出す風景、実はこの風景は400年ぶりの状況だったとしたら、信じられるだろうか?そして海岸線に広がる砂浜と松林、これも400年前からの山々から緑が失われていっていた過程によるもので、緑が戻っ […]
雨の少ない愛媛と香川の水の知恵とランドスケープデザイン
伊予/愛媛と讃岐/香川は全国的に見ても雨が少ない地域となっています。これは「雨が多い高知と雨が少ない高松 四国 の気候と地形と建築」で書いたように四国山脈の雨陰地帯となっていることが影響しています。西日本一の高さを誇る石 […]
Book review: 日本人はどのように森をつくってきたのか 著:コンラッド・タットマン 訳:熊崎実
日本の森林史の通史をアメリカの歴史学者がまとめたもの。訳者によると、各論の詳細な研究や論文、書物は豊富に揃っているが、それを通史としてまとめたものはこれまでなかったそうであり、その点でこの本が重要な価値を森林学のなかで持 […]
Book review: White shift 白人がマイノリティになる日 エリック・カウフマン (著), 臼井 美子 (翻訳)
原著:2018年 翻訳版:2023年 出版社:亜紀書房 ページ数がすごい、本が重い。上下巻で出してもらっても良い、盛りだくさんの内容がぎっしり詰まっている。そして、普段触れる機会の少ない価値観が盛りだくさんなので、根気よ […]
Book review 商店街はなぜ滅びるのか 著:新 雅史
現在ではシャッター通りと化して、その賑わっていた頃の様子が想像出来ない商店街も全国には数多くあるように思うが、その商店街という仕組みが日本の小売や流通のあり方、そして国の施策に大きく関わるなかで生まれて衰退したことを、良 […]