高気密高断熱で窓を開けて風を通すのは効果があるのか?
気密断熱 が良くて、 風通し が良い家に住みたい、ということを設計をやっているなかでご要望を受けることがあります。快適な環境というイメージでは近しい関係にあるように思える「断熱」と「風通し」、実は大きく方向性の異なるもの […]
愛媛・松山で自然の 風 を利用する暮らし方-環境を読み、風を建築へ導く
自然の風を利用した 風通し の良いパッシブな暮らしを実現しようとするには、その場所の 風 がどのように流れているのか?をしっかりと把握することが大事です。他の地域から移住してきた場合、その地域の卓越風がどのようになってい […]
納屋 みずと木とひ|A barn made of water, fire, sun, and wood
本計画は自然に寄り添い、また自然を手繰り寄せ、地域の自然循環の一部となることを目指した、大きな風洞の内部空間と焼杉の外観をもつ「風と火と農家住宅」の 納屋 の計画である。数年後の事業拡大の大型施設への設備投資までの過渡期 […]
風と火と農家住宅|Farm House of Wind and Fire
愛媛県松山市郊外の農家住宅。自然農法を取組むクライアントはこれからの地域農業の方向性を示す建築を望まれた。私たちは彼らの農業の取り組みに学び、まず地域の自然を読み解いた。そこから見えてきたのは時に自然に寄り添い、時に自然を手繰り寄せる人と自然の関係性だった。私たちはそれを風と火という二つの自然の要素を軸に設計を進めた。
雨が多い高知と雨が少ない高松の原因は? 四国 の気候と地形と建築
四国の気候の面白いのは、日本でも有数の年間3000㎜を超える降雨地帯と日本で有数の年間1000㎜程度の少雨地帯が隣り合って存在しているところです。この結果を導いている仕組み・構図はその巨大版・世界版である世界の屋根ヒマラヤ山脈の地形と地球の動きが原因となっています。
風と火と農家住宅 新建築住宅特集 2021年6月号掲載
新建築住宅特集2021年6月号に「風と火と農家住宅」が掲載されました。この住宅は、旧松山市唯一の30代の米農家さんが建築主です。将来の松山市の農業を担う建築主のための住まいのかたちとはなにか?が大事なポイントになりました。もう一つは、建築主は自然農法の米農家でもあることでした。自然に寄り添い、自然を手繰り寄せる農業のすがたを重ねて、建築を考えていきました。