エリノア・オストロムの「コモンズのガバナンス」を読む
コモンズのガバナンス 人びとの協働と制度の進化 著:エリノア・オストロム 訳:原田禎夫、斎藤暖夫、嶋田大作(原著:1990年、翻訳:2022年、晃洋書房) ノーベル経済学賞を受賞したエリノア・オストロムの著作。 「コモン […]
Book review: 利己的な遺伝子、利他的な脳 著:ドナルド・W・パフ 訳:福岡 伸一
本書の興味が惹かれたところは、 ①利他的な行動を実行するまでの脳で起きている手順を丁寧に解説してくれていること ②その利他的な行動がセックスから子育てという社会的行為から発展してきていること ③そして汚職やギャング行動も […]
脳から 個性 と あこがれ を見直す、自分たちに馴染む家づくりとは?
なぜ多くの人が「もっと狭くてよかった」と思うのか? – 家づくりの見えない落とし穴 松山市で住宅を建てられて長年住んでこられた方々にお話を伺う機会があり、ヒアリングをした結果、共通しておっしゃっていた回答が「家がもっと狭 […]
Book review: 動物が幸せを感じるとき 新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド 著:テンプル・グランディン、キャサリン・ジョンソン 訳:中尾ゆかり
動物が幸せを感じるとき 新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド 著:テンプル・グランディン、キャサリン・ジョンソン 訳:中尾ゆかり原著:2009年 翻訳:2011年 出版:NHK出版 動物学博士にて、幾多の動物の処理 […]
7000万年の時間に触れる東温市山之内のものがたり/ 旧酒樽村プロジェクトリサーチ
建築の設計をはじめるにはまず最初にその建築が立つ敷地のリサーチ(調査)を行います。その地域の自然特性や歴史、経済特性や社会特性などを洗い出した上で、クライアント(建築主)にとって最適な提案がなにかを見極めていきます。今回 […]
うごく木のわ が TECTURE MAG に掲載されました。
うごく木のわ が TECTURE MAG に掲載されました。 うごく木のわ は きらない林業/森の入り口づくりをコンセプトに地域の林業の活性化を目指す愛媛県内子町の武田林業(https://4est.co.jp/)の軽ト […]
愛媛県松山市三津浜商店街の建築設計リサーチ_これからの職住一体の古い湊町
建築の設計をはじめるにはまず最初にその建築が立つ敷地のリサーチ(調査)を行います。その地域の自然特性や歴史、経済特性や社会特性などを洗い出した上で、クライアント(建築主)にとって最適な提案がなにかを見極めていきます。今回 […]
高気密高断熱 の建物で窓を開ける 風通し は効果があるのか?
気密断熱 が良くて、 風通し が良い家に住みたい、ということを設計をやっているなかでご要望を受けることがあります。快適な環境というイメージでは近しい関係にあるように思える「断熱」と「風通し」、実は大きく方向性の異なるもの […]
Book review: 森林飽和 国土の変貌を考える 著:太田猛彦
緑で青々と茂った日本の山々が作り出す風景、実はこの風景は400年ぶりの状況だったとしたら、信じられるだろうか?そして海岸線に広がる砂浜と松林、これも400年前からの山々から緑が失われていっていた過程によるもので、緑が戻っ […]
雨の少ない愛媛と香川の水の知恵とランドスケープデザイン
伊予/愛媛と讃岐/香川は全国的に見ても雨が少ない地域となっています。これは「雨が多い高知と雨が少ない高松 四国 の気候と地形と建築」で書いたように四国山脈の雨陰地帯となっていることが影響しています。西日本一の高さを誇る石 […]